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ミドリガメ「ひなた」の飼育日記です
     
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2012.11.19 (Mon)
我が家にやってきておよそ2週間近く、全く餌を口にしなかったひなたさん。


流石に私も内心「これはやばい」と焦ってました。

しかし、食べてくれないものはどうしようもありません。


これは熱帯魚の時に使う手段ですが、もう1匹亀を入れて、競わせることによって食欲を刺激する・・・ということも考え、ショップに丁度同じくらいのクサガメが売っていたので、実際「買う!」と宣言して店の前まで行ったのですが、ギリギリのところで自分自身に後ろめたさのような感覚を覚え踏みとどまりました。

まだ私は全ての努力をひなたさんに注ぎ込みきっていないような気がしたんです。


そんなこんなのある日。

夕食用にと鮭の刺身を切ってました。
で、そこから数切れをポリプ用に取り分けた時、ちょっぴり切りカスが出ました。

『もしかしたら食べるかな・・・』

正直言うと生餌にいくのは躊躇ってました。

やはり生餌が最高です。

しかし、切り身は食いつきは良くても、栄養面では足りません。

しかもこちらに慣れてしまうと配合飼料への切り替えに苦労します。



でも!

もはやそんなこと言ってられません!


生き死にがかかってます。

生餌を与えてしまうのが飼い主の責任なら、その後の配合飼料への切り替えも飼い主の責任。



取り敢えずその切りカスになっていた鮭の身を更に小さくして、ピンセットの先に装着!

ひなたさんに気配を悟られないようにケースに接近!

この時のひなたさんのケースは半透明でしたので、上からのぞき込まない限り多分ひなたさんからは見えません。

側面からうっすらと見える姿で場所を確認。

遠近感は自分を信じて、そ~~っと鼻先当たりに投入!

一瞬ピクッと頸を縮めるひなたさん。


「ダメか!」と思った後、じわ~とその頸が伸びてきて、一瞬間をおいて・・・パクっ!!


『食べた!?』


しかしここで慌てると水泡と化します。

接近した時よりも更に細心の注意でケースから離れ、待機!!


しばらく待ってから覗いてみると・・・・ありません!

食べてくれました!!(^^

我が家に来ておよそ2週間、初めての食事です。


結果、ひなたさんはこの翌日も同じ手段で刺身の切りカスの更に切りカスを計2切れ食べました。


しかし喜びも束の間・・・

ここから更に10日間程再び何も口にしない日々が続きます。


しかしこの時のやり取りで食べてくれた3切れの切り身の存在は、正直その後の悪戦苦闘の中でも「支え」であったことは確かです。

本当に「命が繋がった」と思えた瞬間でした。




大変な日々も繋がっていくんですけどね(^^;



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